バスケットボールりそなB1開幕節は3日、トヨタアリーナ東京で1試合が行われ、昨季王者の宇都宮ブレックスはA東京に81-56で快勝し、2季ぶりに開幕白星を飾った。

 ブレックスは第1クオーター(Q)6分、13-14からD.J・ニュービルらの連続10得点で一気に逆転。第2Qも20得点を挙げながら高島紳司(たかしましんじ)や比江島慎(ひえじままこと)らが激しく守り、わずか12失点で45-27と圧倒して折り返した。

第2クオーター4分、ブレックスのニュービル(中央)がシュートを決める
第2クオーター4分、ブレックスのニュービル(中央)がシュートを決める

 第3Qも攻守で隙を見せず60-40と点差を拡大。第4Qは星川開聖(ほしかわかいせい)、石川裕大(いしかわゆうだい)ら交代選手が得点を挙げ、勝負を決めた。

 次戦は5日午後3時5分から、同会場で同カードを行う。

攻守で強敵A東京を圧倒

 昨季王者としての威厳と力を存分に見せつけた。ブレックスは強敵A東京を攻守で圧倒し、25点差の完勝。10得点で貢献したエース比江島慎(ひえじままこと)は「受け身にならず仕掛け続けたし、プラン通りに進められた」と白星発進に笑みを見せた。