第78回秋季栃木県高校野球大会最終日は5日、清原球場で決勝が行われ、佐野日大が延長十回タイブレークの末に文星芸大付を4-3のサヨナラで下して2連覇を果たした。同校の大会連覇は2012、13年以来2度目。

2年連続8度目の優勝を果たし、笑顔で応援席に駆け出す佐野日大ナイン=5日午前11時15分、宇都宮清原球場、広瀬華撮影
2年連続8度目の優勝を果たし、笑顔で応援席に駆け出す佐野日大ナイン=5日午前11時15分、宇都宮清原球場、広瀬華撮影

『最弱世代』とも言われたチーム 最強のチームワーク発揮

 意地と意地のぶつかり合い。佐野日大の背番号12小和田和輝(こわだかずき)の一振りが熱戦に終止符を打った。

延長10回タイブレーク、佐野日大の小和田がサヨナラの適時打を放つ=清原、河野光吉撮影
延長10回タイブレーク、佐野日大の小和田がサヨナラの適時打を放つ=清原、河野光吉撮影