第4クオーター、シュートを決め雄たけびを上げるブレックスのニュービル=トヨタアリーナ東京

第1クオーター、3点シュートを決めるブレックスのニュービル=トヨタアリーナ東京

第4クオーター、シュートを決め雄たけびを上げるブレックスのニュービル=トヨタアリーナ東京 第1クオーター、3点シュートを決めるブレックスのニュービル=トヨタアリーナ東京

 バスケットボールりそなB1第1節は5日、東京都のトヨタアリーナ東京ほかで13試合が行われ、東地区の宇都宮ブレックスは同地区のA東京に66-64で競り勝ち、2季ぶりの開幕2連勝を飾った。

 ブレックスは快勝した開幕戦の勢いそのままに第1クオーター(Q)で22-18。第2Qでシュート精度を欠き13得点にとどまったが、14失点と守備で粘り、35-32でリードを保った。第3Qは一時逆転されたが、比江島慎(ひえじままこと)やD.J・ニュービルが要所で3点シュートを決めて再びリード。第4Q残り11秒、同点を狙った相手の攻撃を落ち着いてしのいで試合を締めた。

 ニュービルは両チーム最多27得点の活躍だった。

 次戦は8日午後7時半から台湾で行われる東アジアスーパーリーグ(EASL)の台北富邦戦を挟み、B1は11日午後3時5分から、宇都宮市の日環アリーナ栃木で島根とのホーム開幕戦を迎える。

「勝って宇都宮に帰りたい」

 2点差の好ゲームをものにしたブレックスが開幕2連勝。最後は高島紳司(たかしましんじ)がマンマークで反撃を封じ、またしても新アリーナに詰めかけたA東京ファンを沈黙させた。ジーコ・コロネル監督は「泥くさく戦えた。良い試合だった」とたたえた。