サイバー攻撃に端を発したアサヒグループホールディングスのシステム障害の影響が、県内にも出始めた。ビール業界全体で出荷制限する事態に陥り、県内の酒卸問屋は在庫の減りが顕著となり、スーパーでは品切れの商品への対応に追われる。障害発生から1週間が過ぎても復旧の見通しは立たず、飲食店では年末に影響する長期戦も懸念しながら他社への切り替えを検討する動きもある。
県南を中心に酒屋へ卸している問屋では、アサヒ側と日々やり取りして商品確保を試みているが、人気の「クリアアサヒ」など30~50種類の欠品が発生している。代わりにキリンやサッポロの商品への注文が殺到しているという。
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