壬生町の小菅一弥(こすげかずや)町長(63)は来年4月15日の任期満了まで間もなく残り半年となる。「便利な街・自信が持てる街」に向けて4期目の施策を進めてきた。公約に掲げた交通環境の整備、子育て支援など施策の進捗(しんちょく)状況や町政の課題、町長選への考えを聞いた。
-初当選から15年半経過した今の町をどう見るか。
「清水英世(しみずひでよ)前町長が自慢だと言っていた東武宇都宮線の町内4駅を使ったまちづくりは、国谷駅前広場整備事業で来年度、用地買収を終える予定だ。その後工事を進め、しっかりした形にできるだろう。国谷駅を何とかしたいという思いは初当選時からあった。前任が2駅(おもちゃのまち、安塚)やっている。最後は壬生駅西側にふさわしいロータリーを造り上げるべきだと思う」
-4期目の公約の達成度は。
「公約に書いたものは100%達成したと思うが、出来具合としては8割ぐらい。(2024年度本格運行した)コミュニティーバスはもっと住民が使いやすいように見直していきたい。子育て支援は、例えば保育園に入れる際、端末などを使って家にいても手続きできるようにするなど、全てにおいて子育てする人がストレスを抱えないやり方にするのが理想だ」
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