「新聞奨学生にならなかったら大学に入っていなかったし、ここまで頑張れる人間になれなかった」。新聞奨学生として入学した白鴎大4年平田滝夜(ひらたたきや)さん(21)は、今も新聞販売店で配達業務などに従事しながら勉学に励んでいる。一度も仕事に遅刻せず、大学では成績優秀で学業特待生に選ばれた。未明に新聞配達を終えて昼に大学へ通う多忙な日々だが、新聞と読者をつなぐ仕事に誇りを持っている。
新聞奨学生は新聞社が提供する奨学金制度。内容は新聞社によって異なるが、平田さんは授業料の給付を受け、宿舎の家賃は新聞販売店が負担している。
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