第60回県知事盃争奪ゴルフ競技大会の一般男子の部決勝が17日、市貝町の芳賀CC(7018ヤード、パー72)で行われ、厚崎中1年の小筆一颯(こふでいっさ)(那須塩原)が12歳10カ月で初優勝を飾った。大会史上最年少優勝で、佐野日大高1年だった松枝靖悟(まつえだやすのり)が2019年の第54回大会で記録した16歳2カ月を大幅に更新した。
南コースをアウト、西コースをインに設定。快晴、微風の絶好のコンディションの中、155選手が熱戦を展開。53人が70台と、好スコアが続出した。
小筆はインスタート。2バーディー、1ボギーの1アンダー35で折り返し。首位を走る33の2人に続き2位グループにつけた。アウトでも9番最終で2メートルを沈めて35。トータル70で混戦から抜け出した。
1打差の71には4人が並んだ。大会規定で24歳の饗庭陽生(あいばようせい)(足利)が2位、作新学院高2年の森川暖汰(もりかわひなた)(宇都宮)が3位、県アマ歴代優勝者の中川雅俊(なかがわまさとし)(鹿沼)が4位。後半のアウトで32の猛追を見せた後藤貴浩(ごとうたかひろ)(宇都宮)が5位となった。
今年の県アマ3位の星が丘中2年の岡安悠稀(おかやすはるき)(同)は73で9位、4度目の優勝を狙った張田巧(はりたたくみ)(日光)は75で17位に終わった。



腕磨き、師匠超える 小筆
初の一般男子の部中学生優勝だ。12歳10カ月で王座に就いた小筆一颯(こふでいっさ)(那須塩原)。「一つの夢だった県知事盃優勝ができてうれしい」。閉会式の優勝スピーチも堂々としていた。
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