スポーツを資源として誘客を推進する官民組織「県スポーツコミッション(SC)」が本年度開始した、県内プロスポーツチームと企業・団体をつなぐ事業「とちぎプロスポーツハブ」で、9月末までにマッチングした案件が8件だったことが、17日までにSC事務局のまとめでわかった。相談も28件にとどまり、事務局は「県全体に認知が広まっていない」と出足の伸び悩みを受け止める。PRの強化が課題とみて、11月25日にはチーム担当者に直接コンタクトできる初の相談会を開く。

 同事業では、チームとの連携やコラボレーションを検討する企業・団体向けの相談窓口を5月、県庁内に設置した。事務局が相談内容を精査してチーム側との間を取り持つ。