プロ野球ドラフト会議が10月23日に開催される。プロ入り希望の高校生と大学生に義務づけた「プロ野球志望届」の提出は9日に締め切られ、計300人(高校124人、大学176人)から提出があった。栃木県関係では、この夏の高校野球県大会を沸かせた選手や、県外の名門校で成長を遂げた選手など個性あふれる面々が名を連ねた。「運命の一日」を待つ注目選手たちを2回に分けて紹介する。1回目は「高校生編」。
栃木県内の高校からは5人がプロ志望届を提出した。
■ドミニカ留学生コンビ
夏の県大会で初の8強と躍進した幸福の科学学園からは、ドミニカ共和国出身留学生の2人。
エミール・プレンサ投手=189センチ、105キロ、右投げ右打ち=は主に中堅手として出場し、小山西との3回戦で九回に同点ソロ、タイブレークの延長十一回に2打席連発となるサヨナラ満塁本塁打を放ち、強烈なインパクトを残した。敗れた準々決勝の作新学院戦でも相手エースから2安打と気を吐き、大会優秀選手に選ばれた。

ユニオール・ヌニエス捕手=185センチ、91キロ、右投げ右打ち=は、夏は主に3番打者として出塁率4割超をマークするなど8強に貢献。春の県大会は2本塁打をマークした。強肩捕手としても投手陣を引っ張った。
※次回は大学生・社会人・独立リーグ編です。22日配信予定。
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