下野新聞社が蓄積してきた豊富な記事データを活用し、県内情報に詳しい生成人工知能(AI)「下野新聞生成AI(下野AI)」の料金プランが決まりました。民間企業向けは月額3万円(税別)から提供し、自治体向けプランも用意しました。機能性に優れて安全性も高く、地域が抱える人手不足や業務効率化などの課題解決を支援します。12月に販売を開始する予定です。
下野AIは法人向け国内シェア1位の「エクサベース」に、2010年1月以降の本紙記事データを連携させた生成AIサービスです。日々更新されるニュースも含め、本紙記事を情報源として活用するため、県内情報に詳しく、正確な回答を提供します。
誰でも簡単に使える議事録作成や文書要約など、多様な利用場面を想定した豊富なテンプレートを備え、チャットGPTやジェミニなどの最新モデルを選んで利用できます。入力内容は学習データとして利用されず、情報漏えいの心配もありません。本社スタッフが導入前から運用定着まで伴走型で手厚くサポートします。
企業向けは2プランで「エントリープラン」は月額3万円(税別)で3人まで利用できます。「レギュラープラン」は8万円(同)で50人まで利用可能で、社内文書の保存や独自テンプレートの作成もできます。業務削減時間の表示機能もあるため、組織全体での生産性向上や業務効率化が図れます。

自治体向けは同時アクセス数に応じた定額プランで10万円(同)から。オプション設定で総合行政ネットワーク(LGWAN)経由でも利用でき、より安全な環境で説明資料の作成や政策立案などに活用できます。
【問い合わせ】デジタル戦略局デジタルイノベーション部028・625・1041(平日午前10時~午後5時)。
下野新聞社
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