藤原定家について話す川島会長

 「百人一首をひろめる会」の第5回フィールドワーク「こんなに面白かったのか! 百人一首 講話と琵琶の演奏会」が18日、大通り5丁目の妙正寺で開かれた。約110人が参加し百人一首への理解を深めた。

 川島亮子(かわしまりょうこ)会長が「百人一首のなぞと知られざる藤原定家(ふじわらのていか)の素顔」と題して講話。琵琶奏者の石田(いしだ)さえさんが「平家物語」の一説などを弾き語りした。会場には「百人一首ポーセリンアート」や文星芸術大の学生が制作した陶板絵の百人一首かるたなども展示された。

 同会は毎月第3土曜日、東地域コミュニティセンターで講話会を開催している。参加費は1回700円。希望者は同会事務局へ。

 (問)同会事務局(アートセンターサカモト内)028・621・7006。