栃木県警が1~9月に認知したタイヤの盗難被害件数は622件(暫定値)で、前年同期の約2・4倍に急増したことが26日までに、県警のまとめで分かった。住宅やアパートの軒下など敷地外から見える場所で被害に遭うケースが目立つ。金属盗の摘発や買い取り業者への指導が強化される中、短時間での犯行や転売が容易なタイヤ盗にシフトしているとの見方もある。県警は道路から見えにくい場所での保管を呼びかけている。