株式会社ビックボックス
テントキャンプの不満はトイレとプライバシー不足に集中、理想はログハウスという声が過半数

株式会社ビックボックス(所在地:栃木県宇都宮市、代表取締役:手塚 大介)は、1.全国の宿泊施設運営者/2.過去1年以内にキャンプ宿泊経験がある方を対象に、「キャンプ宿泊施設に対する利用者と運営者の意識ギャップ」に関する調査を行いました。

アフターコロナ後のキャンプブームも一段落しましたが、ここに来て様々なスタイルのニーズも増えてきました。アウトドア人気の高まりに伴い、キャンプ利用者が宿泊施設に求める理想や期待はますます多様化し、より高いレベルを望む声も強まっています。
一方で、運営側では施設の改修や増設を進めたくても、「予算の制約」「人手不足」「煩雑な手続き」といった壁が立ちはだかり、思うように対応できないのが現状です。

では、これからのキャンプ宿泊施設にはどのような姿が求められるのでしょうか

そこで今回、今年で創業40周年を迎えるログハウスメーカーの株式会社ビックボックスhttps://www.fin-bigbox.com/)は、1.全国の宿泊施設運営者/2.過去1年以内にキャンプ宿泊経験のある方を対象に、「キャンプ宿泊施設に対する利用者と運営者の意識ギャップ」に関する調査を行いました。

調査概要:「キャンプ宿泊施設に対する利用者と運営者の意識ギャップ」に関する調査
【調査期間】2025年9月5日(金)~2025年9月8日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,031人
【調査対象】調査回答時に1.全国の宿泊施設運営者/2.過去1年以内にキャンプ宿泊経験があると回答したモニター
【調査元】株式会社ビックボックス(https://www.fin-bigbox.com/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

キャンプ場利用者の理想は“自然×快適性”!不満はトイレやプライバシー不足に集中
はじめに、過去1年以内にキャンプ宿泊経験がある方にうかがいました。



「1年以内に利用したキャンプ場の宿泊スタイル」について尋ねたところ、『オートキャンプ場(区画サイト)(47.6%)』が最も多く、『オートキャンプ場(フリーサイト)(33.9%)』『コテージ・バンガロー付きキャンプ場(26.3%)』と続きました。

キャンプ場利用者の多くは区画サイトを備えたオートキャンプ場を選んでおり、自由度の高いフリーサイトや快適性を重視したコテージ・グランピング施設も一定の人気を集めている傾向にあるようです。

次に、利用者が求める理想のキャンプ施設についてうかがいました。

「理想のキャンプ宿泊施設の特徴」について尋ねたところ、『自然との一体感が得られること(56.7%)』が最多で、『プライバシーが確保されていること(33.9%)』『冷暖房が完備され、夏も冬も快適に過ごせること(32.2%)』と続きました。

自然を感じられる体験が最も重視されている一方で、プライバシーの確保や冷暖房を備えた快適性といった要素も一定の支持を得ています。この結果から、キャンプが単なるアウトドア体験にとどまらず、安心して過ごせる快適性やプライベート建屋空間の確保も重要視されていることがうかがえます。

では、キャンプ宿泊施設について利用者はどのような不満を感じたことがあるのでしょうか。詳しくうかがいました。

■キャンプ宿泊施設についての不満とは?
・トイレが汚い(40代/男性/福岡県)
・水場が遠い(50代/男性/千葉県)
・他の利用者のマナーが悪い(50代/男性/大阪府)
・他の利用者との距離がちかくてプライバシーが保てないことがあった(50代/男性/大阪府)

利用者の不満は「トイレの清潔さ」や「水場の利便性」といった設備面に加え、「マナーの悪さ」や「プライバシー不足」など環境面にも及んでおり、快適な利用には両面での改善が必要なようです。

利用者が選ぶ理想のキャンプ宿泊はログハウスが最多!秋は温泉付きキャンプ場が人気
では、実際にキャンプ宿泊でどのようなものに「泊まってみたい」と思うのでしょうか。
引き続き、過去1年以内にキャンプ宿泊経験がある方にうかがいました。



「キャンプ宿泊で『泊まってみたい』と思うもの」について尋ねたところ、『ログハウス(51.1%)』と回答した方が最も多く、『グランピングテント(43.6%)』『コテージ・バンガロー(42.2%)』と続きました。

ログハウスが最も多く選ばれたことから、木のぬくもりや快適さが支持されていることがうかがえます。さらに、グランピングテントやコテージ・バンガローも上位に入り、自然を感じながらも設備が整った宿泊形態への高い関心が示されました。

これから迎える秋において、利用者が行きたいと考えるキャンプ場のロケーションはどこなのでしょうか。

「今秋に行きたいと思うキャンプ場のロケーション」について尋ねたところ、『温泉も楽しめるキャンプ場(39.1%)』と回答した方が最も多く、『紅葉が美しい山間のキャンプ場(37.0%)』『湖や河畔で景色を楽しめるキャンプ場(28.6%)』と続きました。

秋の行き先として「温泉」がトップに挙げられており、自然体験だけでなく癒やしや快適性への需要が高いことが明らかになりました。続く「紅葉」「湖畔」といった景観も人気があり、秋ならではの季節感を重視する傾向がうかがえます。

宿泊施設運営者の約8割が需要増を実感!キャンプ市場への期待が高まる
利用者の需要が明らかになりましたが、宿泊施設運営者はそれを感じているのでしょうか。
ここからは、全国の宿泊施設運営者にうかがいました。



「近年、キャンプ場やコテージ施設などの需要が高まっていると感じるか」について尋ねたところ、8割以上の方が『とても感じる(41.1%)』『ある程度感じる(45.6%)』と回答しました。

宿泊施設運営者の8割以上が「需要の高まりを感じる」と回答しており、キャンプ市場に対する期待の高さが示されています。
では、キャンプ場やコテージ施設などの運営に関心を持つ宿泊施設運営者はどの程度いるのでしょうか。

「経営者として、キャンプ場やコテージ施設などの運営に関心があるか」について尋ねたところ、約8割の方が『とても関心がある(31.8%)』『ある程度関心がある(45.6%)』と回答しました。

宿泊施設運営者の多くがキャンプ場やログハウスを筆頭にしたコテージ施設の運営に関心を持っていることが明らかになりました。「ある程度関心がある」が最多で約半数を占め、全体の約8割が前向きな姿勢を示しており、宿泊施設運営者のキャンプ宿泊施設への注目度が高いことがうかがえます。

宿泊施設運営者の半数超がコストに悩む 一方でログハウス導入には7割超が前向き
宿泊施設の運営上の課題や障壁にはどのようなものがあるのでしょうか。
引き続き、全国の宿泊施設運営者にうかがいました。



「宿泊施設の運営において、ハードルだと感じること」について尋ねたところ、『維持・メンテナンスコスト(55.3%)』と回答した方が最も多く、『建設・改修にかかるコスト(52.2%)』『複雑な行政手続き(35.0%)』と続きました。

「維持・メンテナンスコスト」と「建設・改修コスト」がともに半数以上であることから、設備や施設投資・運営の経済的負担が大きな課題となっていることが明らかになりました。
それに続く「複雑な行政手続き」も無視できない課題であり、運営における事務的・法的な負担も影響していることがうかがえます。

では、もし新たに宿泊施設を導入するとしたら何を重視するのでしょうか。

「もし新たに宿泊施設を導入する場合、重要視するポイント」について尋ねたところ、『建築コストが抑えられること(41.6%)』と回答した方が最も多く、『利用者にとって非日常的な体験を提供できること(34.1%)』『工期が短く、簡単に導入できること(33.2%)』と続きました。

新たに宿泊施設を導入する際には、約4割が「建築コストを抑えられること」を最も重視しており、経済的な負担を減らすことが大きな課題となっていることがわかります。最近のインフレに伴う物価高も大きく影響しているようです。
一方で、約3割が「利用者にとって非日常的な体験の提供」を重視し、「工期の短さや導入の容易さ」も同程度に支持されています。このことから、宿泊施設運営者はコストを抑えることを第一に考えつつも、利用者に魅力を感じてもらえる体験や導入の効率性も重視していることがうかがえます。

最後に、比較的導入がしやすいとされる宿泊施設(例えばログハウスやトレーラーハウス)について、宿泊施設運営者がどの程度関心を持ち、実際の導入を視野に入れているのかをうかがいました。



「ログハウスやトレーラーハウスなど、比較的導入しやすい宿泊施設があれば取り入れたいと思うか」について尋ねたところ、約7割の方が『取り入れたいと思う(27.9%)』『条件次第で取り入れたいと思う(44.3%)』と回答しました。

「条件次第で取り入れたい」と回答した宿泊施設運営者が約4割と最も多く、導入に前向きながらもコストや立地など具体的な条件を重視していることがうかがえます。次いで「取り入れたい」が約3割となり、積極的な意欲を示す層も一定数存在することが明らかになりました。この結果から、比較的導入しやすい宿泊施設への関心は高いといえるでしょう。

【まとめ】利用者の理想と運営者の課題、その接点に浮かぶのはログハウス
今回の調査で、利用者はキャンプ宿泊において自然との一体感や快適性、非日常体験を求めている一方、宿泊施設の運営者はコストや法規対応、導入効率といった運営上のハードルを課題としていることが明らかになりました。

過去1年以内の宿泊スタイルは、「オートキャンプ場(区画サイト)」が半数と最も多く、「フリーサイト」と「コテージ・バンガロー付き」がともに約3割程度でした。利用者は自由度の高さと快適性をバランスよく選んでいることがうかがえます。
理想のキャンプ宿泊施設としては、「自然との一体感が得られること」が6割で最多となり、「プライバシーの確保」や「冷暖房が完備され、夏も冬も快適に過ごせること」がいずれも3割を占めました。自然を感じながらも快適に過ごしたいというニーズが強く、不満点として挙がった「トイレの清潔さ」「水場の利便性」「他の利用者のマナー」「プライバシー不足」といった課題は、その裏返しともいえるでしょう。

実際に「泊まってみたい宿泊施設」では、「ログハウス」が過半数を占め最多となり、「グランピングテント」や「コテージ・バンガロー」も4割にのぼりました。木のぬくもりや居住性を備えた施設型の宿泊に高い関心が集まっていることが明らかとなりました。秋に行きたいロケーションでは「温泉付きキャンプ場」が4割で最多となり、「紅葉が美しい山間部」や「湖・河畔」も人気で、自然体験と癒やしを同時に楽しみたい傾向がうかがえます。

一方で運営者の意識を見ると、キャンプ場やコテージ施設の需要の高まりを8割以上が感じており、運営への関心も並行して高まっていることが明らかとなりました。
しかし宿泊施設の運営においての課題は、「維持・メンテナンスコスト」や「建設・改修コスト」がいずれも過半数を占め、「行政手続き」も3割に達するなど、コストや制度面の負担が大きいことが浮き彫りとなりました。
新規導入時は「建築コストの抑制」が4割で最多となり、「非日常体験の提供」や「導入の効率性」も3割と高い割合を示しました。利用者満足と効率性の両立を意識する傾向がうかがえます。

特に注目されるのは、ログハウスコテージやトレーラーハウスといった導入しやすい宿泊施設に7割の運営者が前向きな姿勢を示している点です。そのうち3割が「取り入れたい」、4割が「条件次第で取り入れたい」と回答しており、利用者が求める自然×快適性と運営者のニーズである「コスト抑制」「効率性」の両面を満たせる存在として、ログハウスが強い注目を集めています。

ログハウスは利用者にとって理想の宿泊体験を実現し、運営者にとっても導入の選択肢となり得る宿泊施設です。キャンプ市場が拡大を続ける今こそ、ログハウス専門メーカーが持つ確かな技術と提案力が、その理想をかたちにしていくといえるでしょう。

ログハウス専門メーカー『株式会社ビックボックス』



今回、「キャンプ宿泊施設に対する利用者と運営者の意識ギャップ」に関する調査を実施した株式会社ビックボックスhttps://www.fin-bigbox.com/)は、創業40年のログハウス専門メーカーです。

北欧フィンランドの最高級仕様フィンログハウス、コストパフォーマンスが高いユニログハウス、日本の郷愁や伝統が詰め込まれた古民家ログハウス、幻の木材ケロログ(シルバーパイン)、セルフビルドに最適なミニログハウス、おしゃれにお庭を引き立てるガーデンハウス、フィンランドの文化でもあるサウナ小屋、北欧軸組木造住宅のフィンランドハウス、北欧モダン住宅のビーズハウスといった、様々な形式のログハウスを、お客様の求める夢のログハウスライフに合わせてご提供しております。
近年では、ログハウスとトレーラーハウスを融合したログトレーラーハウスも商品化致しました。






https://www.youtube.com/watch?v=1xVHb6cmMYQ


これまで全国10,000棟以上、商品開発から施工・プロデュースまで一気通貫で行っており、充実のモデルプランはアレンジ可能、自由設計にも完全対応しております。





★令和4年度ログハウス建築コンテスト「国土交通大臣賞」W受賞
ログハウスの普及発展を目指す一般社団法人日本ログハウス協会が開催した令和4年度ログハウス建築コンテストにおいて、当社の作品が国土交通大臣賞を受賞いたしました。

これらのログハウス施工作品は、これまでの「丸太小屋」を彷彿させるイメージから脱却し、都市部の住宅街にも溶け込むモダンでスタイリッシュなデザインになっています。
ログハウスが持つ「快適性」に加え、「デザイン性」も重視されるお客様から、好評を頂いております。



キャンプ場をはじめとする宿泊施設においても、従来のコテージのイメージを彷彿させるモダンなスタイルの宿泊施設のプランニングも数多くの実績がございます。
















一生の買い物だからこそとことんこだわりたい、納得できるログハウスライフを手に入れたいという方はぜひ弊社までご相談ください。

・ログハウスについて:https://www.fin-bigbox.com/?cat=356
・お問い合わせはこちら:0120-117-698


■ビックボックスの公共事業・商業事業
ビックボックスでは、公共事業や商業施設の施設施工から一般の注文住宅・リゾート別荘建築まで、幅広い設計・施工を手掛けています。
公共事業においては、地域経済を支える建築物における永続性・持続性のある設計と施工のプランニングをご提案させていただきます。商業施設としては、店舗やキャンプ場、リゾートホテルをはじめ、お客様の希望の施設に関して、来場・宿泊に関してリピート率の高い施設に建築地の諸条件や地域の特色を加味したプランニングをご提案させて頂きます。
予期しない台風、雪、地震に対する強度など、その建築物の安全性の根拠となる構造計算書も含め、ビジネスに最適なプランをお客様と打ち合わせ、ご希望を実現いたします。
詳しくはお問い合わせください。







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