第29回栃木県オープンゴルフ選手権大会(県ゴルフ場協議会、県プロゴルフ会など主催、賞金総額470万円)は28日、那須烏山市の烏山城CC(7222ヤード、パー72)で開かれ、関将太(せきしょうた)(LifeDesign)が遠藤彰(えんどうあきら)(フリー)とのプレーオフ(PO)を制して初優勝した。賞金100万円を獲得した。

 133選手(プロ81、アマ52)が、時折吹く北風に苦しめられながらも熱戦を展開した。

 4アンダーで関と遠藤が並び、18番パー4を舞台としたPOへ。1ホール目を両者ボギーとして迎えた2ホール目、第2打を池に入れてボギーとした遠藤に対し、パーでまとめた関に軍配があがった。

 本戦で関は1イーグル、4バーディー、2ボギー。遠藤は6バーディー、2ボギーの内容だった。1打差の3位には須貝翔太(すがいしょうた)(フリー)が食い込んだ。上位3人を山形県出身者が占めた。

 連覇を狙った塚原悠斗(つかはらゆうと)(唐沢GC)は、ツアー4勝の小山内護(おさないまもる)(フリー)らとともに4位。ローアマには1アンダーで東北福祉大2年の安孫子大祐(あびこだいすけ)(宇都宮)に輝いた。県知事盃一般男子の部を制した厚崎中1年の小筆一颯(こふでいっさ)は3オーバーで35位だった。

■3度のツキ生かす 関将太

 初優勝を飾った28歳の関将太(せきしょうた)(LifeDesign)は

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