1票の格差が最大3・13倍だった7月の参院選は憲法が求める投票価値の平等に反するとして、石川、富山、福井の有権者が各選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、名古屋高裁金沢支部は29日「違憲状態」と判断した。無効請求は棄却。