すしチェーンのゲンキGDC、新業態は栃木県から展開へ　宇都宮に新拠点、都内と２本社体制に　藤尾社長

拡大する

２本社体制とすることなどを説明する藤尾社長＝東京都台東区

　魚べいや元気寿司などを運営するレストランチェーンのＧｅｎｋｉ　Ｇｌｏｂａｌ　Ｄｉｎｉｎｇ　Ｃｏｎｃｅｐｔｓ（ゲンキＧＤＣ、東京都台東区）の藤尾益造（ふじおみつぞう）社長は29日までに、下野新聞社の取材に対し、宇都宮市内に新たな拠点を設け、東京都内との２本社体制にすることを明らかにした。昨年８月に本社機能を都内に移したが、本県内から通勤する従業員も多く、働き方の改善を図る。すし以外の新業態も検討し、１号店を本県で出店する考えも示した。県内での高い知名度を生かし、事業拡大につなげる。

　同社は昨年８月、東京都台東区内に東京本社を新設し、本社機能の大半を移転。同年12月には登記上でも本社を東京に移した。宇都宮市内の旧本社は退去し、同市内の別の場所にオフィスを置いている。