天才棋士の生涯に迫るヒューマンミステリー映画「盤上の向日葵」(10月31日公開)の舞台あいさつが東京都内で開かれ、俳優の坂口健太郎と渡辺謙が登場した。坂口は「役を生ききる感覚を謙さんから学んだ」とかみしめた。
坂口が演じたのは、白骨遺体発見事件の疑いをかけられる不世出の棋士上条桂介。事件解明とともに、賭け将棋の棋士東明重慶(渡辺)との愛憎入り交じる関係や壮絶な生い立ちが明かされる。
苦境に立たされる主人公の役柄について坂口は「業を背負わされる。大変な役だった」と苦笑い。渡辺は「僕らがやっていることは形がないので継承が難しい。自分の中で熟成するもの。10年後ぐらいを楽しみにしています」とエールを送った。
題名にちなみ、ヒマワリの花束を3人に渡した原作者の作家柚月裕子は「この映画に3回泣かされた。監督ひどい」と非難。「でも書いたの先生ですよね?」と渡辺がつっこみ、笑いを誘った。舞台あいさつには監督の熊沢尚人も出席した。









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