女性に法曹の仕事への関心を持ってもらおうと、関東弁護士会連合会は1日、宇都宮市明保野町の県弁護士会館で女子中高生を対象としたシンポジウム「女性法曹になろう!」を開き、弁護士らが仕事内容などを紹介した。
グループセッションでは参加した女子中高生9人に、いずれも女性で県弁護士会所属の弁護士6人と宇都宮地裁の裁判官、宇都宮地検の検察官が対応。それぞれの1日の職務のスケジュールや法曹を目指した理由を説明した。
参加者は「司法修習はどのような内容か」といった質問をするなどして、法曹について理解を深めた。この日のシンポジウムは県外数会場でも同時開催され、東京の会場で行われたパネルディスカッションなどもオンラインで視聴した。
星の杜高2年六鎗優衣(むやりゆい)さん(16)は裁判官の仕事を詳しく知らなかったといい、「証拠の資料を読み込むなど具体的な仕事内容を知ることができて面白かった」と笑顔を見せた。県弁護士会の杉田明子(すぎたあきこ)会長は「次々と質問があり、法曹に興味を持ってくれてうれしい」と話した。
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