下野新聞社旗争奪第78回全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)県代表決定戦最終予選は3日、佐野市のDAIKYOアリーナ佐野で開幕し、男女の準決勝までが行われた。男子は7年連続45度目の優勝を目指す足利大付と前回準優勝の作新学院、女子は3年連続39度目の頂点を狙う国学院栃木と前回準優勝に終わった宇都宮文星女が決勝へ進出した。
男子の足利大付は宇都宮工との準決勝、第1セットを25-20で先取。第2セットは菊地恵叶(きくちけいと)、菊池陽向(きくちひなた)らが立て続けにスパイクを決め、25-12で圧倒した。準決勝で宇都宮南と対戦した作新学院は第1セットを25-11、第2セットを25-9と安定した試合運びでストレート勝ちした。
女子の国学院栃木は真岡女とのフルセットにもつれる準決勝を競り勝った。最終第3セットは、星優凜(ほしゆりん)主将を中心としたチームバレーで25-17で制した。宇都宮文星女はエース阿部七海(あべななみ)が攻撃をけん引。宇都宮中央を寄せ付けず、ストレート勝ちした。
大会最終日は8日、大田原市の県北体育館で男女の決勝が行われる。
ストレート勝ちも満足せず 宇都宮文星女子
女子の宇都宮文星女はこの日、準々決勝、準決勝の2試合でストレート勝ち。だが大倉修(おおくらおさむ)監督は「理想のバレーにはまだ遠い」と表情を緩めなかった。
準決勝の相手、宇都宮中央はシード作新学院を下し勢いに乗っていた。
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