エボラ出血熱を想定した患者の移送訓練を行う参加者=10日午後、下野市薬師寺

 エボラ出血熱などの1類感染症の患者発生に備え、自治医大付属病院と県、県警は10日、下野市薬師寺の同病院で対応訓練を行った。約100人が参加し、患者の移送や検体搬送などの手順を確認した。

 エボラ出血熱は致死率50~90%程度と高く、2014年3月以降に西アフリカで流行があり、発生と終息を繰り返している。