新型コロナウイルスの無料PCR検査事業を巡って補助金を不正申請したとして、県が一般社団法人「日本メディカルエステ協会」(さいたま市)に約3655万円の返還を求めた訴訟の判決が12日、宇都宮地裁であった。永田早苗(ながたさなえ)裁判長は県の主張を認め、法人に全額の支払いを命じた。