2018年7月、24歳だった和田翼さんは病院のベッドで目を覚ました。顔は傷だらけでぼろぼろ。医者に「よく生きていたね」と声をかけられた。 脳に深刻なダメージを負い、1カ月ほどの記憶が飛んでいた。