県が設置している男性のための電話相談で、2024年度の利用件数が203件だったことが、18日までに分かった。男性の窓口は週2回の開設で、窓口が豊富な女性相談と単純比較はできないとはいえ、件数は7年連続で1割未満にとどまる。男性の相談窓口が県民に浸透していないことが背景にある。識者は「男は強くあるべきだ」といった「男らしさ」の認識を問い直す重要性も訴える。19日は男性の生き方に目を向ける国際男性デー。