クマと遭遇する確率を人工知能(AI)で予測する手法を開発した上智大の深澤佑介(ふかざわゆうすけ)准教授(45)が21日、下野新聞社の取材に応じ「予測マップを活用して、今まで目撃されていなかった地域でも遭遇確率が高い場合は警戒してほしい」と注意を呼びかけた。全国的に人的被害や「アーバンベア」の出没が社会問題化する中、これまでの傾向を基に、市街地に出てくる前には山に近い場所や川沿いでの目撃情報が増えることなども指摘する。
データサイエンスを専門とする深澤准教授らが作成した「栃木県クマ遭遇AI予測マップ」は、下野新聞社がまとめた「クマ目撃マップ」のデータの他、土地の利用状況や人口統計データなど多様な情報を統合して予測している。インターネット上で、深澤准教授の研究室のページから無料で見ることができる。
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