乗務員の服を着てバスの前で記念撮影する来場者ら=24日午後、宇都宮市元今泉6丁目

消防署員の服を着て、小さな消防車に乗る来場者=24日午後、宇都宮市元今泉6丁目

乗務員の服を着てバスの前で記念撮影する来場者ら=24日午後、宇都宮市元今泉6丁目 消防署員の服を着て、小さな消防車に乗る来場者=24日午後、宇都宮市元今泉6丁目

 パトカーや消防車などの「はたらくくるま」や次世代型路面電車(LRT)、バスの魅力を発信するイベント「乗ろうよ! フェア&バスフェスタ2025」が24日、宇都宮市元今泉6丁目のマロニエプラザで開かれた。車好きの親子連れら約6千人が来場し、試乗や写真撮影、スタンプラリーなどを楽しんだ。

 公共交通への利用促進などを目的として、宇都宮市と関東自動車が初めて合同で企画した。最新のバッテリー式電気自動車を含めた多様なバスや県警が所有する日産自動車「GT-R」パトカー、救急車、トラックなど計19台が集結した。

 来場者はバスの運転席に座ったり、宇都宮工業高の生徒が制作したミニLRTに乗ったりして、公共交通機関やさまざまな職業の魅力に触れていた。息子の慧隆雅(えるが)ちゃん(3)と参加した同市中岡本町、会社員高久佑有梨(たかくゆうり)さん(30)は「乗り物好きの息子が楽しめるものが多くてよかった」と満足そうに話していた。