【宇都宮】働く女性の健康を最新技術で支援する市主催の「フェムテックフォーラム2025」がこのほど、JR宇都宮駅東口のライトキューブ宇都宮で開かれ、企業関係者ら約200人が来場した。
フェムテックは英語の「女性」と「技術」を掛け合わせた造語。働く女性が増える中、月経や妊娠・出産、更年期などの健康課題をテクノロジーで解決するフェムテック関連の製品やサービスが拡大している。
会場には大手企業など13社がブースを出展。ビッグデータを分析して乳がんなどが3年以内に発症する確率を予測できるアプリや、働き方やキャリアなど女性の悩みを見える化し一人一人に合わせたサポートを提供するプログラムなどが紹介された。来場者は興味深そうに説明を聞いたり、体験したりしていた。
経済産業省の担当者らによるセミナーもあり、来場した自動車関連のオートテクニックジャパン(芳賀町)経営企画室の橋本亜美(はしもとあみ)さん(38)は「女性が働きやすい職場づくりに向けたヒントがあった」と話していた。
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