デフリンピックサッカー女子日本代表の主将でゴールキーパーの伊東美和(いとうみわ)選手(24)=上三川町出身=は25日の決勝も出場せず、開幕から全4試合、ベンチからチームを支えた。それでも気丈に振る舞い、仲間を鼓舞し続け、リーダーであり続けた。敗戦後は手話を交えながら「多くの支えのおかげで、ここまで来られた」と応援席に向け感謝。涙で言葉が詰まる姿に思いの強さがにじんだ。