【大田原】佐良土の県なかがわ水遊園は冬の企画展「ライトアクアリオ ナイトガーデン~花手水と生き物たち~」を、同園おもしろ魚館イベント広場で開いている。会場を生花やイルミネーションなどで彩り、花を連想させる色鮮やかな生き物を紹介している。来年1月18日まで。
暖かい館内で日中から楽しめる「屋内イルミネーション」をコンセプトにした恒例の企画展で、今回のテーマは花手水。規格外などで廃棄される花を再利用した「サステナブルフラワー」を約500本使って会場内を装飾し、花にちなんだ12種約130点の生き物を紹介している。
目玉の一つはインド洋などに生息するウミウシの仲間の「ハナデンシャ」だ。同園初展示で、卵のような丸い体に赤色や黄色の突起があるのが特徴。水中をふわりと舞う様子や砂に潜る愛らしい姿を楽しめる。
また品種名に「ラフレシア」や「ローズ」などの名が入る熱帯魚「ディスカス」のほか、泳ぐ姿が小さな花びらのように見える小型淡水魚「テトラ」なども展示している。
家族で東京から訪れた小学1年岩橋幸汰(いわはしこうた)さん(7)は「黄色の魚が花びらに見えてきれいだった」と笑顔。
展示担当の岩本彩由実(いわもとあゆみ)さん(29)は「生花と共に色とりどりの生き物たちを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
午前9時半~午後4時半。月曜、第4木曜休園。12月26日~翌1月4日は営業する。
(問)同園0287・98・3055。
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