【栃木】2024年10月に西方城跡が国史跡に指定されたことを記念し、市教委は21日、西方町本郷の関東ホーチキにしかた体育館で「西方城跡国史跡指定記念シンポジウム なんで西方城なるほど西方城PARTⅡ」を開く。午前10時~午後3時半。
午前に開催する第1部の講演では、19~21年の発掘調査で見つかった出土品などを紹介。調査した「ふるさとの城郭群専門者会議」の代表浅野晴樹(あさのはるき)さんと同委員の大澤伸啓(おおさわのぶひろ)さんが講師を務め、出土品の役割などを伝える。
午後の第2部は、同団体の委員6人が「西方城跡の歴史的価値と残された謎」をテーマにパネルディスカッションを実施。城下町の成り立ちや当時の諸勢力の動きなどを解説する。
トークショーには、本県出身のお笑いコンビのU字工事が出演する。21年に西方城跡を紹介するとちぎテレビの旅番組に出演した2人が、同所の魅力などを語る。このほか、会場ではパネル展や御城印グッズなどの限定販売、キッチンカー出店などを予定している。
市文化課の高見哲士(たかみてつし)さんは「文化財として大きな役割がある。調査の成果を知って西方城跡に誇りを感じ、未来へ受け継ぐ意識を持ってもらいたい」と来場を呼びかけている。
定員500人。入場無料。上履きと、下足用の入れ物を持参する。電話や市ホームページの専用フォームなどから5日までに申し込む。(問)文化課0282・21・2497。
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