米グーグル日本法人は3日、2025年に検索件数が前年から急上昇した単語をランキング形式で発表した。都道府県名と一緒に検索された単語の急上昇ランキングでは、全国で被害が相次いでいる「熊」に関する言葉が各地でランクインし、栃木県でも「熊出没マップ」が1位となった。

 下野新聞社の公式ウェブサイト「下野新聞デジタル」でも出没地点をまとめたマップを更新しており、秋以降はアクセス数が急増した。

 

 2位は「壬生町 おもちゃのまちとは」、3位は「盗撮」、4位は夏の甲子園に35年ぶりに出場した「青藍泰斗高等学校」、5位は「備蓄米」だった。2位は民放ニュース番組のクイズに取り上げられたこと、3位は栃木県立高教諭の男が逮捕・起訴された盗撮事件が影響した可能性がある。

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 全体のランキング1位は女性への性加害問題で世間を騒がせた元タレントの「中居正広(なかいまさひろ)」氏、2位は亡くなった俳優「遠野(とおの)なぎこ」さんだった。

 女性初の首相となった「高市早苗」首相は3位。5位には米大リーグのワールドシリーズの対戦カード「ドジャース対ブルージェイズ」、8位には9月に開催された「東京2025世界陸上」とスポーツ関連の話題がそれぞれ入った。調査は1月1日から11月20日までを対象に実施した。