那須烏山市と那珂川町の南那須地区広域行政事務組合が設置する那須南病院について、2027年度にも資金不足に陥る恐れがあることが4日までに分かった。経営改善は進むが経費の増大で24年度は2億円以上の純損失を計上。本年度も赤字決算の見込みだ。病院は南那須救急医療圏で唯一の2次病院。関係者は一様に存続の必要性を訴えるが、赤字補塡(ほてん)は両市町の財政負担を生む。今後の人口減少を踏まえた病院の在り方について、住民を巻き込んだ議論が不可避だ。
残り:約 895文字/全文:1120文字
この記事は「下野新聞デジタル」のスタンダードプラン会員・愛読者(併読)プラン会員・フル(単独)プラン会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする





