多発するクマの出没・目撃を受けて佐野市は4日までに、国のガイドラインをベースにした「緊急銃猟実施マニュアル」を作成した。緊急銃猟を想定しての平時の事前準備から実施までの手順、実施に当たっての体制と役割などについて規定している。クマが生息する県内市町などへの下野新聞社の取材によると、マニュアル策定は県内初。市は「今後、県が策定予定の手引きともすり合わせながら、市民の安全確保に向けてさらにブラッシュアップしていく」としている。