本県の信号機がない横断歩道で今年、車が歩行者を優先して一時停止した割合は前年とほぼ同じ67・8%で、都道府県順位は一つ上げて10位になったことが5日までに、日本自動車連盟(JAF)の調査で分かった。県警は運転者に「止まる意識」が定着してきたとみており、横断歩道の予告道路標識「ダイヤマーク」に反射加工を施す夜間対策も進めている。担当者は「横断歩道に限らず、歩行者を積極的に見つける意識で運転してほしい」と呼びかけている。