ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブ(東京都中央区)は、日本創業65周年を記念し、22歳の最年少女性杜氏として抜てきされた新澤醸造店(宮城県)の渡部七海(わたなべ・ななみ)さんと栃木県伝統工芸士でとちぎ未来大使でもある足利市出身の染織アーティスト西形彩(にしかた・あや)さんがコラボした記念酒を企画した。はせがわ酒店(東京都港区)が12月15日、限定120本を発売する。
ダイナースクラブは、若手人材の応援や日本文化の保全活動などを行っている。その一環として、2016年から世界最大級の市販日本酒だけのコンペティション「SAKE COMPETITION」に協賛している。
記念酒は昨年の「SAKE COMPETITION」で40歳以下の造り手を顕彰する「ダイナースクラブ若手奨励賞」を受賞した渡部さんがダイナースクラブのために特別に醸した。精米歩合39%、アルコール度数15%。「ほのかな香りと澄んだ米のうまみが味わえる」という。
ラベルは、西形さんがダイナースクラブのために描き上げた原画2点を組み合わせたデザイン。
三井住友トラストクラブは記念酒について「時代を切り開く2人の女性が紡ぐ、感性と技術の競演、まさに『今』の日本が世界に誇る、芸術と文化の結晶」としている。
内容量720ミリリットル。価格は9900円。はせがわ酒店各店舗、オンライン店で販売する。

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