開発中の「くまアラート」で、クマを検知した際の通知のイメージ(フォレックスロボティクス提供)

 那須塩原市箭坪(やつぼ)に開発拠点を置くソフトウエア開発のForex Robotics(フォレックスロボティクス、千葉県船橋市、高橋一行(たかはしかずゆき)社長)が、クマ対策システム「くまアラート」の開発を進めている。目撃情報が多い場所などに人工知能(AI)を搭載したカメラを設置し、クマを検知した際に利用者のスマートフォンに通知する仕組みで、人身被害の未然防止につなげる。12月中に那須塩原市内でカメラを設置する実証実験を始め、来年4月の販売開始を目指す。