本格的なお化け屋敷を楽しむ来場者

 【矢板】市生涯学習課はこのほど、本町の矢板武(やいたたけし)記念館でお化け屋敷企画「聚塵亭(しゅうじんてい)」を実施した。来場した子どもたちの叫び声が館外にまで響いた。

 企画は地域活性化などを目的に2019年にスタートし、今回で4回目。

 同館母屋内を1周するコースの途中に人形の生首などが置かれ、地元有志ボランティアが着物を着たり仮面を着けたりしてお化けに扮(ふん)する本格的な内容だ。来場者の中には懐中電灯を片手に真っ暗な道を進むものの、怖さのあまり途中で引き返す人もいた。

 泉小4年柏原鈴梨(かしわばらりり)さん(10)は「音も雰囲気も全部怖かった」と苦笑い。一緒に回った友人の同片野藍咲(かたのあいさ)さん(10)は「幽霊が本物みたいでびっくりした」と楽しんでいた。