昨季、2度目のJ3降格の憂き目に遭った栃木SC。今季は1年でのJ2復帰を掲げ、昨季途中から指揮を執る小林伸二(こばやししんじ)監督体制を継続して戦ったが、最終成績は7位。直面したのは昇格失敗という厳しい現実だった。不本意な結末に終わった今季を振り返り、課題を探る。
「選ばれるクラブになっていかなければいけない」。
今季開幕前、橋本大輔(はしもとだいすけ)社長はスポンサー関係者らが集う「キックオフパーティー」の冒頭、さくら市で整備する練習場に関して説明していた。
決まった練習施設があれば、同じ場所、同じ芝でトレーニングを積むことができる。ピッチの状態にも適応しやすくなり、選手のパフォーマンスの向上、安全確保にもつながるという。その点、自前の練習場がない栃木SCはクラブとして慢性的な弱点を抱えていた。
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