~大学の人材・専門性を活かし、地域福祉・健康・医療をさらに強化~

令和7年12月9日
大阪府大東市

 大東市は、四條畷学園大学が有する人材・専門的知見・教育資源を本市のまちづくりや地域福祉、健康・医療分野に活かすことを目的に、同大学と包括連携協定を締結します。

 本協定により、市の重点施策である「健康寿命の延伸」、「出産や子育ての安心と教育環境の充実」をさらに強化し、市民サービスの向上につなげることをめざします。

 四條畷学園大学は、本市に位置する保健医療系大学で、これからの地域医療で求められる幅広い資質をもった医療人を実践教育によって育成されています。育成課程において不可欠である学生の体験や実践の場の提供など、本市と四條畷学園大学は既に様々な事業で連携しております。

 このたび、包括連携協定を締結することで、本市の取り組みに四條畷学園大学の専門的な知見を組み合わせ、これまで以上に市民の健康増進、医療・福祉の質向上にご協力をいただくとともに、地域活性化、そして何より、市民一人ひとりの幸せの実現に、ご尽力いただく予定です。

 

【協定協力事項】

○まちづくりに関する共同研究及び事業の実施に関する事項

○地域の福祉・健康・医療に係る調査研究及び事業の実施に関する事項

○地域の政策課題に係る共同研究及び事業の実施に関する事項

○教職員・学生による地域活動への参画の推進に関する事項

○人材の育成に関する事項

 

【現時点で予定している具体的な取組】

●生活サポート事業(住民主体型の訪問サービス)への学生の参加

住民主体型の訪問サービスである「生活サポート事業」を、大学のボランティアカリキュラムの訪問先として位置づけ、学生の参画を促します。 

→高齢者を継続的に支える環境づくりを構築します。

●こども発達支援センターにおいて専門的な知見を活かした現場指導を実施

大学から作業療法士を派遣し、年数回、こども発達支援センターにて療育スキル向上を目的とした現場指導を実施します。 

→療育現場の質の向上を推進します。