昭和元年から数えて100年の節目の年が、もうすぐ終わりを迎えます。市街地、デパート、ホテル…。私たちが住むまちのスポットはどのように変遷したのでしょうか。「昭和100年」の2025年の暮れに、昔と今、それぞれの写真とともに紹介します。

【昭和100年 記憶の遺産】JR矢板駅周辺(矢板)

 朝、JR矢板駅は栃木県矢板市内に通う高校生や通勤者らを送り出す。JR東日本によると、木造の駅舎は1920(大正9)年12月完工で、それから1世紀超、往来を見守り続けてきた。

 東京五輪が開かれた64年はNHKの矢板中継局が開局し駅前はロータリーが整備された。