記者会見でポーズをとる桂文枝=12日、東京都新宿区

 記者会見でポーズをとる桂文枝=12日、東京都新宿区

 記者会見でポーズをとる桂文枝=12日、東京都新宿区

 記者会見でポーズをとる桂文枝=12日、東京都新宿区  記者会見でポーズをとる桂文枝=12日、東京都新宿区  記者会見でポーズをとる桂文枝=12日、東京都新宿区

 芸歴60年目となる落語家の桂文枝が東京都内で記者会見し、来年1月に都内で開く「桂文枝新春特撰落語会2026」に向けて「落語家として、今一番稽古をして充実している。82歳、頑張ります」と意気込みを語った。

 21回目となる同落語会では、桂三枝時代に好評を博した「赤とんぼ」など、1980~2000年代の代表作計4演目を披露する。「自分でもよくできた方ちゃうかな」と自信をのぞかせた。

 66年に五代目文枝に入門し、12年に六代目を襲名。世に送り出した創作落語は340作を超えた。これまでの活動を振り返り「新婚さんいらっしゃい!」など、テレビやラジオの仕事を長くやってきたと回顧。近年は「落語家としての自分を全うしたい」と、仕事の重心を落語に置いているという。

 「健康に人一倍注意して、できる限り良い舞台を務められる体にして頑張っていきたい」と背筋を伸ばした。