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 冬型の気圧配置が強まった影響で県内は12日、未明から北よりの強い風が吹き、宇都宮市や日光市内の県道では、朝から県宇都宮土木事務所の関係者が落下物のパトロールや落ち葉掃きなどに追われた。

敷き積もった落ち葉を清掃する作業員=12日午後1時40分、宇都宮市鶴田町
敷き積もった落ち葉を清掃する作業員=12日午後1時40分、宇都宮市鶴田町

 宇都宮地方気象台によると、12日の最大瞬間風速は奥日光24・8メートル、黒磯22・4メートルだった。

 15・2メートルを記録した宇都宮では、JR鶴田駅前のイチョウ並木で作業員が敷き積もった落ち葉を清掃。掃いては散る葉を根気強く集め、両側計300メートルを1時間掛けてきれいにした。

生け垣に積もった落ち葉を清掃する作業員
生け垣に積もった落ち葉を清掃する作業員

 同事務所保全第一課の石原俊和(いしはらとしかず)課長は「冷え込みが強まったこともあり一気に落葉した。自転車や歩行者が多い道を優先しながら順次清掃していく」と話していた。

敷き積もった落ち葉を清掃する作業員
敷き積もった落ち葉を清掃する作業員
掃き集めた落ち葉をトラックに入れる作業員
掃き集めた落ち葉をトラックに入れる作業員