二十四節気の気候をさらに細分化した七十二候に「熊蟄穴」がある。「くまあなにこもる」と読み、ちょうど今ごろの時季に当たる。雪に覆われた山で巣穴にこもる熊は、体温を下げて呼吸の回数を落とし、蓄えた脂肪をエネルギーにして冬ごもりする