高品質化・小型化ニーズに応える、多用途設計対応力と高流動性の2軸展開

ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮本 仰、以下、ポリプラスチックス)は、「電子部品向けに2種の高性能ポリマー製品を新規投入 — LAPEROS® LCP「LH」「TF」シリーズ~高品質化・小型化ニーズに応える、多用途設計対応力と高流動性の2軸展開~」を自社サイトに公開しました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512110803-O1-EkHSxx7a

 

▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト

https://www.polyplastics.com/

 

▼電子部品向けに2種の高性能ポリマー製品を新規投入 — LAPEROS® LCP「LH」「TF」シリーズ~高品質化・小型化ニーズに応える、多用途設計対応力と高流動性の2軸展開~

https://www.polyplastics.com/global/s/ourapproach/a5nRB0000013bX9YAI/222?language=ja

 

当社は、電子部品市場で高まる高性能化・小型化要求に応えるため、液晶ポリマー「LAPEROS® LCP」の新シリーズ「LH」「TF」を開発し、販売を開始しました。本シリーズの追加により、電子機器の進化を支える次世代材料の選択肢がさらに広がります。

LAPEROS® LCPは、耐熱性・機械的強度に優れ、薄肉成形でも強度を維持できる特性を持ち、寸法精度が求められる電子部品に最適です。スマートフォンやタブレット端末などの超薄肉ファインピッチコネクタをはじめ、高速伝送分野での採用が進んでいます。

 

■新シリーズの特長

LHシリーズ:流動性・機械物性・耐熱性のバランスに優れた「総合力設計」が特徴。幅広い電子部品用途に対応可能で、多様な設計ニーズに柔軟に応えます。

TFシリーズ:高流動性に特化し、スマートフォンや精密電子部品など複雑形状の成形に対応。流動性を最大化しながら、機械物性と広い成形ウィンドウを両立し、小型化・高集積化を支えます。

 

■マテリアルズ・インフォマティクス活用

当社は、AIやデータ解析を活用する「マテリアルズ・インフォマティクス」により、膨大な材料データから最適特性を導き出し、開発期間の短縮と高精度設計を実現。データ駆動型アプローチで新用途探索や次世代材料開発を加速しています。

 

■市場背景と今後の展望

LAPEROS® LCPは、日本と台湾地域に生産拠点を持ち、年間2万トンの生産能力を有し、世界市場で34%のシェアを占めています(2025年版富士経済資料)。今回の「LH」「TF」シリーズは、多用途設計対応力と高流動性という異なる特性を備え、電子部品の多様なニーズに応えるラインアップです。

当社は今後も、先端材料技術とマテリアルズ・インフォマティクスなどのデジタル手法を融合させた高性能エンプラの開発を通じ、製品の高品質化・高効率化を推進。材料使用量やエネルギー消費の削減、環境負荷低減にも取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 

LAPEROS®は、ポリプラスチックス株式会社が日本その他の国で保有している登録商標です。

 

■会社概要

商号   : ポリプラスチックス株式会社

代表者  : 代表取締役社長 宮本 仰

所在地  : 〒108-8280

東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル13階

設立   : 1964年5月

事業内容 : 各種ポリマー及びプラスチック等の製造販売

資本金  : 30億円