コナラやミズナラなどの広葉樹を枯らす伝染病「ナラ枯れ」に関して栃木県環境森林部は16日までに、2025年4~10月の栃木県内の被害樹木数(速報値)が9702本だったと発表した。前年同期(1万4114本)より約3割少なく、冬にはほとんど被害が出ないため、県内でナラ枯れが初確認された20年度以降初めて減少する可能性が高い。一方、本年度は新たに6市町で被害が確認されるなど、市貝町を除く24市町に被害が拡大した。