大東市×市民×大阪産業大学 〜テーマは 「あきらめない心」〜

2025/12/17
大東市

大東市では、法務省が定める「人権週間」に時期を合わせて、「ヒューマンコンサート」を開催しています。2026年は、北京パラリンピック水泳で4位に入賞したパラリンピアンで、バイオリニストの伊藤真波さんを迎え、「あきらめない心」をテーマにコンサートを実施します。

 

本イベントは、市民団体「人権啓発ネットワーク大東」と大阪産業大学(経済学部・菊地ゼミ)の学生が、大東市と協働で企画・広報・運営のすべてを担う“官民学連携”の取り組みです。

出演者の選定から広報物のデザイン、当日の会場運営まで、学生の主体的な提案をもとに進められている点が大きな特徴です。10月から大阪産業大学で毎週企画会議を開催しており、学生たちの熱量あふれる準備が進んでいます。

 

<イベント概要>

名称:2026ヒューマンコンサート「“あきらめない心”」

日時 :令和8年2月1日(日) 午後2時開演 (午後1時15分開場)

場所 :サーティホール 2階多目的小ホール(大東市新町13–30、JR学研都市線「住道」 駅から約500m)

定員 :200名

参加協力券:500円(当日受付にて集金)

12月19日より市内5施設で配布(電子申請も可)、インターネット受付

その他:手話通訳あり(希望者は申込要)

主催 :大東市・人権啓発ネットワーク大東

後援 :大東市教育委員会、協力 :大阪産業大学

 

■この事業がもつ社会的意義・目的

差別のない明るい街づくりに寄与し、学生たち自身が未来の大東市の姿を想像し、考え、多くの人々が人権について考えるきっかけとなることを目的としています。

 

■出演者紹介:伊藤真波(いとう・まなみ)さん

バイオニスト、元パラリンピック水泳日本代表。1984年、静岡県生まれ。5歳で水泳、7歳からバイオリンを始める。幼いころから看護師に憧れ、静岡県立清水西高等学校衛生看護科に入学。その後、静岡県医師看護学校で学んでいた20歳の時に交通事故に遭い、右腕を切断する。看護師用の義手を製作し、神戸百年記念病院に入職。看護師として働く傍ら、水泳選手としても活躍し、2008年北京パラリンピック、2010年アジアパラ競技大会などで好成績を収める。2015年に神戸記念病院を退職。2020年東京パラリンピックでは、静岡県の聖火ランナー、開会式でのバイオリン演奏を務めた。

 

■官民学連携の企画会議の様子(事務局や学生へも取材可能)

〈学生の声〉 伊藤真波さんを提案したグループ

けがや病気、障がいなどに悩む方にも勇気を届けたい。小さなお子さんにも“あのコンサートを覚えてる”と思ってもらえるような公演にしたいと考え、このテーマと出演者を提案しました。

〈行政担当者〉大東市の未来のために頑張る学生のために最大限のバックアップを行っております。