» 動画ページへ

 正月に飾る門松作りが、宇都宮市泉町の池田竹店で最盛期を迎えている。

 同店では、企業や自宅の玄関先に飾る高さ約1~2メートルの門松を1日に10対ほど制作。18日は、作業場で従業員が市内の竹林農場から仕入れた孟宗竹(もうそうちく)をコンクリートの台座に固定。わら縄を巻き松の枝や水引などを飾り付け、テンポよく門松を完成させた。

最盛期を迎えた門松作り=18日午後1時55分、宇都宮市泉町
最盛期を迎えた門松作り=18日午後1時55分、宇都宮市泉町

 同店によると今年は物価高の影響で材料費も上がったという。池田昌可(いけだまさよし)社長は(71)は「来年は景気も落ち着き、穏やかで皆が幸せな年になってほしい」と願いを込めた。

 作業は23日まで続き、計160対の門松を完成させるという。

(文・写真 近藤文則)

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真