宇都宮地裁

 顧客からカスタマーハラスメント(カスハラ)を受けたのに会社が組織的な対応をせず精神疾患を発症したとして、農業機械販売会社の元男性社員の妻が会社に慰謝料などの損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、宇都宮地裁(本多哲哉(ほんだてつや)裁判長)で開かれ、会社側は請求棄却を求めた。