第2ピリオド3分16秒、バックスの古橋(右)がゴールを決める=長野市ビッグハット

 アイスホッケーの全日本選手権第3日は20日、長野市ビッグハットで準決勝2試合が行われ、HC栃木日光アイスバックスは横浜に6-3で勝ち、3年連続の決勝進出を決めた。

 バックスは第1ピリオド(P)6分33秒、DFヨーナス・ウイモネンのシュートをFW大津晃介(おおつこうすけ)がチップして先制。その後、DF相馬秀斗(そうましゅうと)、FW古橋真来(ふるはしまくる)の得点で3-1とするも、連続失点して同点とされた。激しい攻防が続いたが第2P17分22秒、パワープレーからFW鈴木健斗(すずきけんと)が決めて勝ち越すと、第3P終盤に清水怜(しみずりょう)が追加点。最後は6人攻撃を仕掛けた相手ゴールに古橋が流し込んだ。

 大会最終日は21日、同会場で決勝戦と3位決定戦を行う。バックスは午後1時5分からの決勝戦でRE北海道と対戦する。

■短期決戦の勝負強さ発揮

 競り合った展開を制してバックスが3連覇に王手をかけた。