干支の「午」をモチーフにした「勝守」

 【佐野】富士町の唐澤山神社は来年1月1日から、干支(えと)の「午(うま)」をモチーフにしたお守り「勝守(かちまもり)」を100個限定で授与する。

 同神社は武術にたけ、勝利の神様と称される藤原秀郷(ふじわらのひでさと)を祭っている。難攻不落で「落ちない」と知られる唐沢山城跡に位置していることもあり、受験などの「勝負事」を控えた学生や、その家族から毎年人気を集めている。

 干支の勝守は今回で五つ目。艶やかで美しい毛並みの馬をイメージした、上品な栗毛色の布地に、華やかな金色で「勝」と記されている。恒例の白とピンクの勝守も用意している。

 佐野由希子(さのゆきこ)宮司は「皆さんの願いが、干支にちなんで一つでも多く“うま”くいくように思いを込めています」と笑顔で話した。

 桐箱入りで一つ2500円。午前0時の歳旦祭で一番祈祷(きとう)を行った後に授与を始める。