第104回全国高校サッカー選手権は28日、国立競技場で開幕し、来年1月12日までの計7日間、各都道府県大会を勝ち抜いた48校が日本一の座を懸けて熱い戦いを繰り広げる。3年連続15度目の出場となる本県代表の矢板中央は、29日午後0時5分から千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムで行われる1回戦で奈良育英と対戦する。前回は3回戦で涙をのんだ。今回は伝統の堅守速攻、武器のセットプレーを携え、過去最高の4強超え、そしてその先にある頂点を狙う。
攻守の要としてチームをけん引するMF平野(右)=栃木大会決勝の宇短大付戦
栃木大会は4試合で計14得点し、失点は2と圧巻の強さを見せた。準決勝までの3試合はいずれも4得点の大勝、決勝はロングスローからの2得点で、追いすがる宇都宮短大付を振り切った。
栃木大会後はプリンスリーグ関東1部で残りの試合を戦ったが戦績が振るわず、2部への降格が決定した。しかし高橋健二(たかはしけんじ)監督は
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